「結婚祝い」は、結婚を決めた2人の「新たな門出」を祝うものです。
成人を過ぎると親戚や友人の結婚で、お祝いのプレゼントを贈るシーンも多いとおもいます。
ところが、いざ贈ろうとすると意外に迷ってしまうもの。
お相手との立場や男女の違いによっても、贈るプレゼントも異なってきますよね。
お相手にとって失礼のないよう「結婚祝い」に関するマナーについて学んでおきましょう。
「結婚祝い」を渡すタイミングですが、正式には、お相手の自宅まで赴き「直接手渡し」で気持ちを伝えるのがベストとされています。
とはいえ、なかなか都合が合わなかったり、遠方の場合には配送で贈ることも現在では珍しくありません。
配送の場合は、事前にメールや電話などでお相手に伝えておきましょう。
また、品物と一緒に手紙などで一言添えるのも気持ちが伝わって良いかもしれません。
手渡し・配送いずれの場合においても結婚式の1〜2ヶ月前、遅くとも1週間前に贈るのがマナーです。
ただし結婚式の当日に手渡すことは避けましょう。ただでさえ荷物の多い新郎新婦の負担となってしまいかねません。
「内祝い」は、遅くとも1ヶ月以内に贈るようにしましょう。
結婚内祝いの場合は挙式から2ヶ月〜1ヶ月を目安にすると良いでしょう。
慌ただしい最中での用意だとなかなか予定通り進まないことも想定できますので、
あらかじめ贈るタイミングが把握できるのであれば、前もって品物や送り先などを決めておいたほうがスムーズでしょう。
お祝いとは、お相手に「気持ち」を込めて贈るものです。
とはいえ、気持ちを込め過ぎて高価な品を贈っても、お相手にとっては負担となってしまうケースもあるので難しいところです。
しかしプレゼントは「自分が満足」するために渡すのではなく「お相手の喜ぶこと」をしてあげられるかどうかではないでしょうか。
そのためにも、ある程度の相場観を把握しておくことは「贈る側」の最低限の心掛けといえるでしょう。