出産は女性にとっての一大イベント。大変な思いをしてめでたくママになった家族や知人には、
精一杯の気持ちを込めてプレゼントを贈りたいものです。
けれども、マナーを知っておかないとせっかくのプレゼントも台無しになってしまいます。
そこで、あらかじめ知っておきたい「出産祝い」のマナーと、気をつけておきたいポイントをご紹介します。
「出産祝い」を渡すタイミングは、出産後1ヶ月前後(お宮参り前後)がベストです。
また特別近しい間柄(親など)でもない限り、プレゼントは郵送で届けるようにしてあげましょう。
その理由として、出産〜入院を終えたママは退院後も初めての子育てに追われることになりますので、
突然自宅に来られても対応できない場合があるからです。そのため、なるべく郵送のほうがお相手も都合が付きやすいはずです。
また「出産祝い」を贈る際は、念のために母子が退院して健康であることを確認してから贈るようにしましょう。
万が一の場合に、お相手を余計に傷つけてしまうことになりかねません。
「内祝い」は、遅くとも1ヶ月以内に贈るようにしましょう。
出産内祝いの場合は生後1ヶ月の頃を目安にすると良いでしょう。
慌ただしい最中での用意だとなかなか予定通り進まないことも想定できますので、
あらかじめ贈るタイミングが把握できるのであれば、前もって品物や送り先などを決めておいたほうがスムーズでしょう。
お祝いとは、お相手に「気持ち」を込めて贈るものです。
とはいえ、気持ちを込め過ぎて高価な品を贈っても、お相手にとっては負担となってしまうケースもあるので難しいところです。
しかしプレゼントは「自分が満足」するために渡すのではなく「お相手の喜ぶこと」をしてあげられるかどうかではないでしょうか。
そのためにも、ある程度の相場観を把握しておくことは「贈る側」の最低限の心掛けといえるでしょう。